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第6日 鶴間〜海老名
小田急江ノ島線の鶴間で下車する。
大和市:マンホール
商店街の歩道に矢倉沢往還の新しい道標がある。 この道標には矢倉沢往還の説明とともに 「全国の『大和』という市町村で『まほろば連邦』を 構成している」と書かれている。
座間市:マンホール
海老名市:マンホール
周りは住宅地に変わる。 相鉄線のさがみ野駅近くの団地の前に「大山街道」と書かれた 新しい道標が立っている。
駅前の繁華街に来る。
大塚本町という交通量の多い交差点がある。
マンホール:綾瀬市
屋敷の前に庚申塔がある。 風化が激しい享保2年(1717)の青面金剛で柏ヶ谷村同行12人と 書かれたものと、万延元年(1860)の文字だけのものがある。
赤坂のバス停のところに大きな木があり その下に大山道標を兼ねた不動明王が 置かれている。
この辺りで、渡辺華山は道を左に それて小園村に向かった。
厚木・横浜線に合流するとすぐ目久尻川である。
国分寺跡への道の分岐点に「史蹟逆川」の碑が立っている。 「逆川(さかさがわ)は大化改新が行われた頃、条里制による海老名耕地の 潅漑用と運送用に掘られた川で日本最古の運河」であるといわれている。
国分寺への右の道を行く。地名が国分で一帯が国分寺跡である。
国分寺跡の一角に「温故館」という郷土資料館 がある。今日は休館日であった。
その奥に七重塔基壇 とその上の礎石が復元 されている。
国分尼寺跡は国分寺跡から北に数百メートル行ったところに ある。 相鉄線の踏切と小田急線の踏切の間で小さな公園に なっている。
道をはさんで、長い参道と石段の上に弥生神社がある。
この神社と隣の龍峰寺を含め、一帯が清水寺公園となっている。緑が多く静かな一角である。